6/29/2007

Nerium indicum:oleander キョウチクトウ








お気に入りの夾竹桃(キョウチクトウ)です.
この夾竹桃の赤は、探し回ってやっと見つけました
この赤が欲しかったんです

蛇足ながらキョウチクトウは致死的な有毒植物として名高い木のようです。
主要な成分は強心配糖体で心不全等の薬として利用可能なのだそうですが、
さじ加減をしなければ薬も毒となります。

下記のサイトに書かれている情報では経口摂取による牛の致死量が、
体重1kg当たり乾燥葉重量で50mgとなっています。
単純に人間に当てはめてみると、体重50kgの人間に対する致死量は、
50(kg) x 50(mg/kg) = 2.5g。

このような強心配糖体の毒性というか気難しさは、
医者が処方するジギタリス系の強心薬も同様で、
有効量と中毒量が接近している、即ち副作用が起こりやすく、
患者さんの管理に注意を要するお薬ということです。

以下のURLに詳しいことが書かれています。
本当に優れた情報が書かれたページであれば、
単純に「致死量はxx mg/kg」という表現でなく、
「LD50は...」という表現になるそうです。

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